まだこんな危ないトレーニングしてませんか?
こんにちは。
代表の永田です。
こないだパーソナルトレーニングジムでの過度なトレーニング指導によるクライアントが怪我するという被害報告のニュースを見かけました。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/jisin/life/jisin-https_jisin.jp_p_2210455
全くもって未熟なトレーナーによる指導が原因なのでとんでもない話です。
パーソナルトレーナーというのは必ずしも資格が必要というわけではなく、言うならば誰でも今日からトレーナーを名乗ることは可能です。
私個人の見解としては、プロのトレーナーとして活動するには基礎知識があった上で自分自身でもトレーニングを十分経験し、お客様からの質問を全てロジカルに説明し指導できることが条件だと思います。
- なぜ、このトレーニングをやらなくてはいけないのか?
- なぜ、同じようにトレーニングしても痛みが出てしまうのはどこが悪いのか?
- 痛みが出ない体の正しい動きとは?
ぐらいは最低限わかりやすく答えられるようでないといけないです。
また栄養に関してもパッと必要な栄養素やメニューが出てくるようでないと話になりません。
お客様の体を預かるのだから、基礎知識を学んだ上で十分な実戦経験を積まないとできないですし、医師免許のようにハードルは高いものでないといけませんね。
したがって優秀なトレーナーに正しいトレーニングと栄養の知識を学ぶのが手っ取り早いのですが、1人でトレーニングに打ち込む人も十分気をつけてもらいたいです。
例えばダイエットを進めていく上で効果的なトレーニング種目であるスクワット。
下半身の大きな筋肉だけでなく全身を使い代謝を高めてくれるので出来るだけ取り入れたほうが良いです。
また骨盤の動きも整え、背骨のS字カーブも安定するので姿勢が良くなり、日常生活も楽になりますね。
そしてお尻の形が良くなり、たるんだ下半身をビシッと引き締めてくれるので王道種目といえるし、トレーニングというとバーベルを担いでスクワットしてるイメージをお持ちの方も多いと思います。
そのように1番ポピュラーであり人気の高いスクワットですが、実際効果的に行えてる人が少ないのも事実です。
あなたもフォームはさておきスクワットという種目に取り組んでいるだけで満足していませんか?
まずスクワットに取り組む際に大事な点を上げると
骨盤を立てて股関節主体の動きを行っているか?
膝の位置がつま先よりも前に出ず、かつ踵側にも動いていないか?
膝の向きがつま先の垂直線上に位置しているか?
下げながら肩甲骨とお尻の筋肉で支えて脚の裏側にしっかり重さが乗っているか?
以上のような点が一般的に言われる注意点ですが、肝心の筋肉を壊さず、怪我をしないための重要なポイントを教えている人はほとんどいないように思われます。
具体的に説明すると以下のような点を気をつけましょう。
膝はほとんど動かさず、股関節の動きで上げるので初動作に比べて終動作に加速がつき重量や体重が垂直に滑らかに上がりバーベルを担いでいる場合は首からバーが一瞬ふわっと浮くように上がる。
そして体の根幹部分(上半身なら肩甲骨や胸、下半身なお尻周りの股関節)から力を出し、末端部分に滑らかに力が伝わり、スムーズなリズムで行いたいです。
これは別にスクワットに限ったことではないですが、トレーニングは初動作から終動作まで同じスピードで行うと筋肉が固くなり、痛みや怪我につながります。
目指すべきリズムは押す動作、引く動作、上げる動作全てにおいて加速がついて滑らかに重量を跳ね上げるイメージです。
間違わないでほしいのは別にスピードをつけて上げるわけではなく、初動のスピードより少しでも早くなって加速がつけばいいわけで、重量がスムーズに上がる動作、リズムが体に無理なく、機能を高めて、見た目も良い筋肉を作ってくれます。
このように正しいトレーニングに取り組めば何歳になってもトレーニング効果は出ますし、動きやすくキレイな体を作ってくれますよ!
腕がプルプルしたり、無理やり上げ切るという危険な動作はすぐにやめましょう。
血圧も高くなってしまい非常に危険です。
このような部分は普通のトレーナーでは教えられないので注意をして行うことが大事です。
まだ危ないトレーニングまだしていませんか?
トレーニングを長く続けられるために気をつけて頑張りましょう!